よしりん先生が
来てくれました
もう自粛ムードは
なくなったなと思ったら、
西日本に至るまで、
催し物の自粛はすでに
決定されているようですね。
上野の例年の花見のように、
酒飲んで馬鹿騒ぎする姿を見れば、
経済の活力を奪うのは、
確実に東北にとって
打撃になります。
わしは
「自粛は問題だ、
なるべく早く
日常に復帰せよ」
と警告していましたが、
発言力のある人は
最近になって
言い始めたようですね。
良かった良かった。
一般大衆は
我慢できなくなったのかも
しれませんが。
しかし、節電は結構
わしは
一時の偽善ではなく、
このままでいいと
思っています。
夏の対策も、
徐々に進めています。
「第13回・ゴー宣道場」は
少数精鋭でもいいと
言っていましたが、
往復はがきの
回収をしたところ、
ずいぶん多くの
参加希望者がいました。
震災以前と以後では、
日本の空気も、
日本人の精神性も、
すっかり変わって
しまったのかもしれない。
だからこそ、
この震災後の
「ゴー宣道場」が
重要なんだと
直感した人たちが、
ちゃんといたということが、
わしは嬉しいです。
ツイッタ―で
情報収集に
やっきになってる輩を
わしは信じていません。
糾合したいですね。
有本香氏は
東北取材のため
参加されません。
特に気合いが
入っているのが
切通理作氏です。
なかなか見事な考察を
連発していました。
非常時にどれだけ深く
思想するかが
言論人の価値を決定します。
その思想の痕跡を
ちゃんと残して
おかねばなりません。
この「ゴー宣道場」の
ブログだって、
傑作はいずれ
選集にするかもしれません。
東浩紀氏は、
この震災でツイッタ―が
重要な役割を果たした、
言論誌で書いているのが
言論人という時代ではないなどと、
朝日新聞に書いていましたが、
ツイッタ―は情報伝達の
道具に過ぎません。
ファクスを礼賛している
ようなものでしょう。
わしはツイッタ―まで
見る気にはなりません。
もうゲップが出る。
生き延びるための
手段に過ぎず、
不安を増幅する
燃料棒に過ぎません。
堂々と生きるためには、
暴走し始めた情報の
制御棒も必要でしょう。
我々、
「ゴー宣道場」に集う者は、
高速増殖する情報の、
制御棒や冷却水となって、
公論を立ち上げることを
目指さねばなりません。
4月10日を
期待していてください。
後日、有料動画で。
この震災での
自衛隊の活動について、
統合幕僚幹部や、
陸自・海自・空自の
ブリーフィングを受けました。
心外なのは、
彼らが当然のように、
わしが被災地へ行くという前提で
話を進めていることです。
その同調圧力に負けて、
行くことになってしまいました。
はっきり言って、
全然行きたくない
見てきたように描くのが
漫画家の力量であって、
見なくても描けるのです。
けれどどうやら
防衛省の連中は、
わしが若く見えるもんだから、
老人並みの体力しか
ないということに
全く気付かないようなのです。
救急運搬されるかも
しれないのに。
自衛隊の邪魔に
なるだけじゃないのか?
もはや芸能人までが
次々に東北参りをしています。
なんの自慢にもならないし、
グルメも楽しめないし、
苦痛なだけです。